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「働きアリの法則」は人間社会でも同じ?!~働かないおじさんの存在~

ももぞう

【経歴】公立校から独学で某国立大学に現役合格。現在は中堅ビジネスマンとして奮闘中。 【メッセージ】これまでの人生経験(成功談・失敗談)をもとに、多くの人にとって役立つ情報をお届けします。気に入ってもらえたら、お気に入り登録やSNSでの拡散をしてもらえると嬉しいです。

「働きアリの法則」と人間社会

「ああ…この人、本当に会社にいる意味あるの?」

こんな気持ちになったことありませんか?

正直な話、私は今の会社に入って以来、数えきれないくらいあります(笑)

その一方で、「この人、マジですごいな…超人としか思えない」という人も存在しています。

ここで面白いのが「働きアリの法則」というものがあります。

「働きアリの法則」とは?

働きアリの法則」とは、よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になるという法則です。

この法則は、北海道大学の長谷川英祐(はせがわ・えいすけ)准教授が研究している法則で、長い間、単なる経験則に過ぎなかったのですが、近年は「働いているアリだけを集めると一部がサボりはじめる」という法則を証明して、論文発表されていたりします(もっと詳しく知りたい人はWikipediaのページでどうぞ)。

長谷川氏の著書も以下に紹介しておくので、読んでみたくなった人はぜひポチッと購入して読んでみてください。

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「働きアリの法則」の面白さ

この法則の面白いところは、それぞれの個体の「腰の重さ」、言い換えれば「やる気スイッチの入りやすさ」で決まるところにあります。

働きアリの集団の前に、何か仕事となるものを置くと、やる気スイッチが1番敏感な個体が「おっ、これは俺がやろう!」となります。

まだ仕事が残っていれば、次にやる気スイッチが敏感な個体が「よし、俺もやろう!」となります。

こんな感じで、積極的にバリバリ働くのが全体の20%となるそうです。

そんな一方、やる気スイッチが故障でもしているのかという個体、つまり、ずっとサボって働かないのが全体の20%となり、それ以外の中間層(働くけどサボることもある)が60%となります。

しかし、こんな「働きアリの法則」には裏話があります。

実は、働かないアリにも重要な役割があり、バリバリ働いたアリたちが疲れて休憩しているときには、「しょうがない、やるか…」となって、ちゃんと働くんです。

これを人間社会に当てはめたらどうかといえば、概ね納得できますが、ずっとサボって働かない、いわゆる『働かないおじさん』は、いつまで経っても働かないのが現実だと強く思います。

バリバリ働く社員は、疲弊しきっていても、なんとか頑張ってさらに働く。

そんな社員を尻目に、いつまで経っても何してるかわからないくらい働かないクソもいる。

これが人間社会の法則ですよ。

そういうわけで、「アリはなんだかんだで優秀だなあ」と思いましたが、他の研究者によって、『働かないおじさん』と同じようなアリも存在することが明らかにされていて、「フリーライダー」だとか「チーター」と呼ばれ、いわゆる『社会の癌』として知られているのだとか。

こんなことを知ってしまったので、そういうアリを探し出して、「おい、働かないアリ、お前もふざけてんじゃねえぞ!」と言いたくなってきました(笑)

『働かないおじさん』撲滅のために

ももぞう
私は『働かないおじさん』のことを許せないゾウさんです。

働かざる者、食うべからず』っていう、素晴らしいことわざがあるじゃないですか。

私は、「できない」ことは責めません。「やらない」ことが許せないのです。

会社にために全く貢献していないくせに、のうのうと居座っている社員(自分より年上で、何故か役職も上)をどうにかしたい私は、攻撃チャンスをうかがい、スキあらば徹底的に攻撃します。

こういうときに効果的なのは、『働かないおじさん』を管理している上の役職に知ってもらうことなので、例えばメールならCCに上司を入れるとか、抜かりなくやって、なるべく改心させるようにするといいと思います(※あくまでも攻撃するのは改心させるためで、イジメではないのであしからず)。

~~~とある日の会社でのエピソード(ここから)~~~

もも「え?なんでこれ長期間放置してたんですか?マジですか?(←笑いながら)」

おじ「あ、まあ放置しちゃって…(←言い訳になってない)」

もも「ああ、まあそうですよね。じゃあ、放置してたことって、良いことですか?悪いことですか?」

おじ「…悪いこと」

もも「じゃあ、どうすればいいかわかりますよね?当然、あなたがやるんですよ?わかりましたね?」

おじ「…はい。」

もも「今すぐにですよ?」

おじ「…はい。」

~~~とある日の会社でのエピソード(ここまで)~~~

こんなくだらないやり取りを本当にしたことがあるので、思い出すだけでムカムカします、この相手が若手じゃないところが本当にすごい(笑)

反論の余地を与えないように、1つずつ確実に自分が悪かったということを反省させるというのは、なかなか骨が折れます。

しかし、これも教育です。

年功序列という悪しき慣習が招いた影響は、裁きの鉄槌を下す必要があるのです。

そうそう、こんなことでストレスをためないように、以下の記事で紹介したニコニコ戦法をオススメするので、ぜひ実践してみてください。

上記した私の説教エピソードでは、ニコニコ戦法から入り、徐々にシリアスになっていくというやり方でした。

「イライラ」や「ガッカリ」は「ニコニコ」でストレス軽減!

笑うことは精神的にプラスに働く ももぞうハッハッハ!マジかよ、おい! …ももぞうさん? 急にどうしたんですか?ネーコ ももぞういやー、保有株が急落しちゃって! …全然笑えないです。。。ネーコ ももぞう ...

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「働きアリの法則」は競争社会の弊害にもなる?~進路選択のアドバイス~

上述しましたが、「働いているアリだけを集めると一部がサボりはじめる」という法則がわかっています。

つまり、元々はやる気があったのに、周囲のスーパーマンに負けて、やる気を失ってしまうこともあるのです。

実は、私はこのリスクを高校受験のときに本能的に悟って進学先を決めた過去があります。

当時、私は部活バカと言っても過言ではありませんでしたが、そこそこ勉強してれば何とかなっちゃってたんです(私の場合はこれは中学まででした)。

当時の担任の先生には、受験校を決めるときに県内トップ校を勧められましたが、「もし受かったとして、学年順位が下位に沈んだらやる気を保てるだろうか?」と考えた末、ランクを少し落とした高校へ進学しました。

今となってはタラレバに過ぎませんが、結果的にはこの選択は正解だったと確信しています。

あえてこの記事のカテゴリーに「進路選択」を入れたのはこれが理由です。

ランクを少し落としたとはいえ、進学校には変わりなかったので、なんだかんだで壁にも当たりました(以下の記事で触れています)が、本気を出してからは上位に居続けられたので、モチベーションが下がることはほとんどありませんでした。

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最後に

働きアリの法則」は、自然界の研究が面白いと思わせてくれる法則ですよね。

この法則を初めて発見した研究者は本当にすごいと思いますよ。

たかがアリ、されどアリ、研究したら実は人間界と同じという面白さ。

他にもこういう面白い法則がたくさんあるので、また別の記事で書くことにします。

 

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