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自分でやるべきことがわからないときの1つの手段「流されてみる」
みなさんは、どうしてよいかわからないとき、判断に迷ったとき、どうしていますか?
スマホで情報が入手しやすくなった今、対処の方法を見つけ出すのは比較的容易になりました。
しかし、この世の中、何が正解なのかわからないこともたくさんあります。
人生は、一義的に決まる数学の解のようなものではないのです。
今回は、そんなときに役立つ「流されてみる」ことと、あまりよくない「流される」ことについてお話しします。
新しい環境に置かれたことを想像してみてください
進学して新しい環境になった、就職して社会人生活を送るようになった、転勤で違う土地に来た、投資を始めようと思い立った、などなど、あなたはこれから自分の知らない道を進もうとしています。
こんなとき、「これからどうしたらいいんだろう?」と思うのは当然です。
やる気に満ち溢れているとしても、それはやる気の問題であって、「じゃあそれで具体的に何をするの?」と聞かれれば、大抵の場合は言葉に窮してしまうと思います。
しかし、これは何も恥ずべきことではありません。だって、その世界を知らない、新参者なわけですから。
いきなり新しい環境に置かれて、あたかも今までもそこにいたかのように、すさまじい適応能力を見せてバリバリ成果を出せる人も中にはいるかもしれませんが、そんなの一握りに過ぎません。
じゃあこんなとき、どうすべきか?
1つの対策は、周りを見渡して、周りに合わせてみる、という方法です。
言い換えれば、この記事で大事なキーワードである、「流されてみる」という方法です。
まずはあれこれ考えるよりも、その環境がどんなものかを実際に体感することは、とても大切です。
だからこそ、まずはあえて「流されてみる」という作戦を取って、その世界を知るようにしてみましょう。
「流されてみる」と「流される」は違う
さて、「流されてみる」という作戦を取ったあなたは、ある程度その環境を知ることができたはずです。
しかし、ここでとても大事なことは、その結果を客観的に振り返ることです。
そして、振り返った結果、そこからは自分の意志で、その後の作戦を自分で決めるのです。
「流されてみる」とは、自分の意志でやることで、誰かに強制されるわけではありません。
だから、一時的に自分の考えは抜きにするというのも自分の意志であって、そこから何らかの知見を得ることが目的なのです。
もしかしたらあなたの周りにもいるかもしれませんが、「私、流されやすいんだよね」という人がいます。
あるいは、あえて口に出さなくても、自分の意志を持たず、指示待ち人間のような人もいます。
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これ、主体性を完全に失っていますからね。
つまり、「流される」とは、もはや自分で考えることを放棄していると言えます。
別にそれで満足ならいいですが、自分の人生が他人の意志で決まるなんて、私はクソつまらないと思います。
(悪い例)投資の銘柄選び
ここで1つ、投資の初心者がやりがちな銘柄選びについて説明します。
今は、Youtube、ツイッターなど、投資系アカウントを持っている人も少なくありません。
私はYoutubeで発信はしませんが情報収集はしますし、ツイッターではこのブログの紹介や、その他もろもろの情報のギブ&テイクをしています。
そこでよく見かけるのが、「米国株最強!」とか、「(銘柄名)を買っとけば問題ない!」とかいう情報。
まあ、過去のデータがあり、実際に取引している人がそういうなら別に否定なんてしません。
だけど、これから始めようとする人は、それを妄信的に信じてよいものでしょうか?
ここでも「流されてみる」を実践して、現物取引で少額からスタートするなら正解だと思います。
しかし、その一方で、思考停止の「流される」状態になって、余裕資産を全部つっこむとか、いきなり信用取引で始めるようなものなら、それはたとえそのときにうまくやれたとしても、長くは続かないでしょう。
結局、自分で考えることがないわけなので、どこかで必ず足をすくわれることになるでしょう。
そして、そのときになって初めて気づくんです、「なんでこんなことになってしまったんだろう」と。
自分の言動は全て自分の責任だということを忘れないでほしいですね。
特に投資は生き物で、時系列で状況は変わっていて、安いところで買えた人はポジティブ発言しかしないわけで、その発言を信じた人がいる時点では、既に高値圏でリスク大になっている可能性も往々にしてあります。
「投資は自己責任」という言葉はよく言われますが、投資だけに限った話ではないですからね。
自分が悪いくせに、他人のせいにするなんてもってのほかですが、そういう他責したがる人もいるので、私は自分の取引銘柄をあまり公表していないのです。
特に、私の投資スタイルは短期~中期での決着をつけることがメインなので、ツイッターでつぶやいた数日後には既に売り払ってリリースしている可能性もあります。
たまに公表するのは、まだ今から購入しても上値を目指せる余地がある場合に限った話です。
それなりに目利きはできるようになっていると思うので、それを信じるか信じないかは、あなた次第です。
ももぞうの言葉に「流されてみる」?
それとも、我が道を行きますか?
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