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原因不明の長引く「体調不良」があるときは ~前編~

ももぞう

【経歴】公立校から独学で某国立大学に現役合格。現在は中堅ビジネスマンとして奮闘中。 【メッセージ】これまでの人生経験(成功談・失敗談)をもとに、多くの人にとって役立つ情報をお届けします。気に入ってもらえたら、お気に入り登録やSNSでの拡散をしてもらえると嬉しいです。

実体験に基づく、原因不明の「体調不良」への対処法

今回は少し趣向を変えて、日々の健康管理に関する記事を前編・後編に分けて書きたいと思います。

まず、今回は前編として、私が社会人になってから経験した「体調不良」の症状の例と、それに対する初動をどうすべきかをお話したいと思います(学生の頃にもいろいろと病気をしましたが、それは今回の対象外にします)。

以下の症状に当てはまり、対策を実践した結果、解決してしまえばよいですが、それでも改善しない人は、後日アップする後編の対策をぜひ読んでください。

ちなみに、私は後編の対策の真っ只中で、今も厄介な病気と闘いながら仕事をしていますが、アドバイスできることは十分にあると思っています。

今回のテーマを書こうと思った理由

今に始まったことではありませんが、ストレス社会と言われる世の中になって久しいですよね。

『働けど働けど なお我が暮らし 楽にならざり じっと手を見る』という石川啄木の短歌が、時代を超えて、すごく身に沁みます。

昔は昔で大変だったんだなと思う一方、暮らしは便利になっても、こんなに辛い毎日を送るのは何故なんだろうと思うことが、社会人になってから多々ありました。

また、ここ最近、コロナ禍になってしまってからは生活も一変してしまい、暗いニュースばかりで、心身の不調を感じている人も多いのではないかと思っています。

私は、全く自慢にはなりませんが、自称『病気の総合商社』といっても過言ではないくらい、いろんな病気を経験してきました。

なので、同じ思いをしてもらいたくないという気持ちが強く、少しでもみなさんの苦しみを解決できるきっかけになればと思い、この記事を書こうと決めました。

(症状1)熱がないのに咳が止まらない

ポイントなのは、熱がないことです。

熱があれば、単なる風邪、あるいはインフルエンザなどがすぐに疑われますが、これに該当しないのが厄介なポイントです。

私の場合、この症状は秋頃に突然現れ、結果的に、実に半年近く続き、また同じ秋頃に発症して…の繰り返しをしていました。

私は子どもの頃に喘息を患っていたこともあり、2週間ほど咳が止まらない状態になったとき、一度病院で診察してもらったら、「喘息がぶり返したのかもしれませんね」と言われました。

喘息の嫌なイメージは脳裏にこびりついていましたが、薬さえ服用していれば緩和するので、原因が特定できればそれでいいと割り切っていました。

なので、まず疑うべきは、喘息の可能性で、とにかく早く内科(あるいは呼吸器科)を受診してください

次に疑うべきは、寒暖差アレルギーです。

「え?何それ?」と思った人も多いと思いますが、私も医者から最初に言われたときは同じ反応をしました。

どうやら、急な気温変化に体が耐えられずにアレルギー症状を発することがあるようで、その1つに咳の症状があるそうです。

しかし、私の場合、喘息の薬は全くと言っていいほど効果がなく、寒暖差アレルギーの可能性も低くなりました。

当時は喘息をとことん追求しようと、どんどん強い薬が処方されていき、最終的には手の震えが出てしまい、携帯電話を使うことすらままならない状態になってしまい、怖くて服用をただちにやめました。

ちなみに、この症状はどんどん悪化していき、咳がひどくなるせいで声がかすれていき、声を出すことすら困難になり、血痰を吐くまでになってしまいました。

もしここまで来てしまったら、肺炎を疑うことになります。

というか、喘息の薬が効果がない時点で、おそらく肺のレントゲンを撮影することになると思うので、喘息を疑いながらも肺炎の可能性も診てもらえると思います。

しかし、私の場合、肺炎の特徴となるようなものはレントゲンではわからない状態でした。

こうなると、もう最終的な疑いとして、ストレス性の咳を疑うことになります。

冒頭にも触れたように、今はストレス社会ということもあるので、ある意味、真っ先に疑っても良さそうに思うかもしれませんが、それは間違いです。

なんでもかんでもストレスのせいだとしてしまうと、実は違う原因なのに、何も処置されないまま時が過ぎてしまい、手遅れになる可能性もあるからです。

なので、必ず心に留めておくべきことは、徹底的に内科の面で原因をつぶしていき、それでも解決しない場合にストレスだと判定することが重要です。

まあ、そうは言いながらも、1か月も咳が続いている時点でヤバイと思い、インターネットでいろいろ調べていたので、ストレスの可能性は否定できないと認識していました。

そんな中でもほとんど会社を休むことがなかったというのは、今思えば馬鹿だと思いますが、そうも言っていられない現実があったのも事実です(とはいえ、やっぱり馬鹿です)。

ここから先は後編の記事に書くことにします。

(症状2)赤い発疹が出て、徐々に全身に広がる

ポイントなのは、痛みやかゆみが全くないことです。

蕁麻疹(じんましん)の場合は、大抵はかゆみが出てくるので、市販の薬を塗っていれば解決することも多いです。

アトピーの場合は、市販の薬ではなく、病院で処方してもらうほうが適切ですが、アトピーは生まれつきに持っていることが多いので、突如発症するのは稀なのかもしれません。

不安に思ったら、皮膚科を受診してください

医者の立場からすると、発疹に対してエイズ性病なども疑ってきますが、自分で身の潔白が明らかだとわかっていると、「そうじゃないのに…」とすごく悲しい気持ちになります。

私の場合、最初はお風呂に入っていた時にお腹に少し発疹が出ていることに気付き、それが日に日に範囲が広がっていき、腹・胸・背中・腕・顔の順番にどんどん広がっていきました。

お腹に発疹が出た時点ではまだ会社に行っていましたが、さすがに上半身へ拡大したときには、そのひどい写真を上司に送り付けてしばらく休むことにしました。

何が恐ろしいって、原因不明でこんなことになるのは致命的な奇病なのではないかと思ったことです。

その当時は真夏でしたが、食料品は買いに行かなければいけなかったので、帽子を深くかぶり、マスクをし、長袖・長ズボンという、明らかに異常者の格好で地獄でした。

スーパーで気にかけてくれた見知らぬおばあさんが、手の発疹に気付いて声をかけてくれたのは今でも忘れられません。

数週間後、何もなかったかのように発疹が引いていくのを見て、安心したことは言うまでもありません。

(症状3)吐き気が止まらない

ポイントなのは、とにかく吐き気が止まらないことです。

例えば二日酔いで気持ち悪いなら、一度吐いてしまえば多少は楽になりますが、この症状では吐き気が止まることがありません。

吐き気が症状として出る病気は多岐にわたるので、この場合、まずは内科を受診してください

私の場合、発症したのは会社のデスクで仕事をしていて、突然のことでした。

今にも吐きそうという状況でトイレの個室にふらふらたどり着いたものの、全く吐けない。

吐こうと思っても、嗚咽(おえつ)だけで、吐けないんです。

それでも嗚咽を繰り返しすぎて涙ボロボロ状態になったら一時的に落ち着き、ひどい顔面の状態で上司に許可をもらって帰宅。

そのときは一時的なものかと思っていましたが、日に日に状態は悪くなるばかり。

さすがに会社を休んで内科を受診し、吐き気止めをもらったものの、ほぼ効果なく、平日は死にかけ状態で会社に行き、週末は病院に行き…の繰り返しでした。

私の吐き気のもとになっていたのは喉の異物感だったので、内視鏡で喉を診てもらったり、胃カメラでの検査もしてもらったりしましたが、なんとそこには異物など存在していなかったのです。

「嘘だろ…じゃあこの感覚は何だ???」と絶望したのは今でも忘れられませんし、実はこの話は後編の記事に続きます。

ちなみに、どのくらい吐き気がひどかったというと、食べるのはおろか、水を飲むこともほとんどできませんでした。

それどころか、食事の風景をテレビで見るだけでもダメで、食事を想像させる箸を見るだけでもダメな状態でした。

とにかく心を無にしていないと生きていられない状態で、家では常にトイレのそばで寝転がっていました。

もちろんそんな状況が続いていたので、日に日に痩せこけていき、体重が10kg減ったところまでは測定していましたが、恐怖に耐えきれなくなって、そこから体重を測ることをやめたくらいです。

冗談抜きで、人生で一番、いよいよ今回で死ぬんじゃないかと思った日々でした。

そんな状態で入院しないばかりか、会社に行き続けたのは本当に本当にぶん殴りたいくらい馬鹿だと思います。

ただ、会社に行き続けたのは理由があって、仕事に没頭さえすれば少し吐き気を意識から遠ざけることが出来たのです。

まあ、そうは言いながらも、明らかに顔面蒼白なのは言うまでもなく、気遣ってくれた同僚にはものすごく心配をかけました。

あと、本当に辛かったのは、そんな状態で兄弟の結婚式に出席しなければいけなかったこと。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで、当時の写真を見ても、とても自分には見えない別人だと思えるくらいの状態でした。

前編のまとめ

確実に言えることは、おかしいと思ったら病院には必ず行き、内科の要素を徹底的につぶすこと、これだけは絶対です。

私も社会人になるまでに数々の病気をしていたので、それは守っていました。

でも、それでも解決しないこともあるんです。

ひょっとしたら、これを読んでいるみなさんの中にも、同じような苦しみの中にいる人もいるかもしれません。

近々、後編の記事を書いてアップしますので、しばらくお待ちください。

 

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