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投資は金持ちの「マネーゲーム」ではない!~無知の恐ろしさ~

ももぞう

【経歴】公立校から独学で某国立大学に現役合格。現在は中堅ビジネスマンとして奮闘中。 【メッセージ】これまでの人生経験(成功談・失敗談)をもとに、多くの人にとって役立つ情報をお届けします。気に入ってもらえたら、お気に入り登録やSNSでの拡散をしてもらえると嬉しいです。

投資が「マネーゲーム」というのは真っ赤なウソ

ももぞう
よくネットのニュース記事で日経平均が上昇していると、ほぼ決まって『実態と乖離している!』や『所詮、金持ちの「マネーゲーム」だ!』というコメントを見ませんか?
たしかにそうね。
しかも、そのコメントには「いいね」が多くついているわね。
ネーコ

ももぞう
たしかに『実態と乖離している』のは事実だと思います。
しかし、『金持ちの「マネーゲーム」』というのは、大いなる誤解です。
投資(資産運用)のことを知らないだけで文句を言っているに過ぎません。
これに「いいね」で同調している人も、全く同じです。
むしろ、これをチャンスと捉えて動けないのであれば、厳しい言い方ですが、所詮その程度のレベルなのだと思います。
当ブログサイトの副題でもある「中の上を目指す」ならば、投資のことは必ず知っておくべきです。
そこで、今回は実際のデータも示しながら、金持ちの「マネーゲーム」』とは違うということを説明します。

日本人のお金に関する知識レベルは欧米に比べて圧倒的に低い

以下の記事でも触れたことがあるのですが、日本銀行の調査統計局がホームページで公開している資料がいくつかあります。


その中で、2020年8月21日付で公開している、「資金循環の日米欧比較」という資料があります。
この資料によれば、2020年3月時点の集計データにおいて、日本、米国、欧州の家計の平均的な金融資産の割合を整理すると、以下のグラフのようになります。

これを見てもらえばわかると思いますが、欧米と比較すると、日本人がいかに投資に対して消極的なのかがわかると思います。
投資資産が資産合計のうちのたった14%なんですよ!?

ももぞう
これは私の予想ですが、投資をしている人がいるおかげで14%まで引き上げられているのであって、投資をしている人としていない人は、極めて二極化の状態にあると予想しています。

前述の関連記事の中でお話ししていますが、たしかに昔はこのスタイルでもそれなりに資産形成をすることができました。
しかし、銀行の普通預金・定期預金の金利の超低下によって、現在においては普通預金・定期預金に期待して資産を増やすことはほとんどできません。

たまに「失われた20年」と近年の日本の経済状況が揶揄されることがありますが、もし、これを読んでいるあなたがまだ上のグラフみたいな状況だったとしたら、お金の知識に関して「失われた20年」になっていると言えるのではないでしょうか。

でも、今これを読んで「変わらなきゃ!」と思ったら、それはもう成功への1歩を踏み出せているので、さらにもう1歩、2歩と進んでもらえれば大丈夫だと思います(そのサポートして、当ブログサイトが存在しています)。

ちなみに、こちらのサイトでは、ビジネスマンの約46%が投資をしているということが書かれていますが、儲かっている人は約26%だそうです。

そもそも何故、日本人はお金に関する知識レベルが低いのか?

カッコイイ言葉で言えば、お金に関する知識のことを「マネーリテラシー」と言います。

どうしてこのマネーリテラシーが低くなるのかと言うと、日本では誰も教えてくれないからなんですよね。
学校に行って教えてもらったことはありますか?
おそらく、多くの人がそのような経験はないと思います。

また、日本人の傾向として、お金持ちは妬まれる対象になりがちです。
これは何が根拠なのかわかりませんが、とにかく肌感覚で感じます。
お金のことを話すだけで、なんだか卑しい人間だと思われるかもしれません。
しかし、現在においては、こんなことを気にしていては、苦しい生活を強いられることになる可能性が高いです。

一方、欧米では、家庭でお金のことを教わる機会が多く、学校でもお金の教育があるそうです。
ハーバード大学卒業で有名な芸能人のパックンへのインタビュー記事があるので、詳しくはこちらをどうぞ。

投資(資産運用)が金持ちの「マネーゲーム」ではない理由

金持ちかどうかは置いておいて、そもそも「マネーゲーム」とは何でしょうか?
実は、これといった定義はないみたいです。

しかし、イメージとしては、「マネーゲームギャンブル(投機)」がピッタリです。
例えば、カジノ、パチンコ、競馬など、いろいろありますね。
こういったものは、お金をかけて、勝てばハイリターン負ければゼロです。

では、投資はどうでしょうか?
例えば、ある会社の株を買ったとして、株価が上がれば利益(含み益)、株価が下がれば損益(含み損)ということになります。
ギャンブルと比較すると、リターンは小さいですが、リスクも小さいです。
また、仮に株価が下がって含み損になっていたとしても、その株を持ち続けて、プラスに転じれば利益になってきます。
私は、これがまさに「投資」の意味合いなんだと思います
つまり、株を発行している会社の成長を期待してお金を出している、ということです。

※例外的に、投資をしていてギャンブルに近いことがあるとすれば、会社の経営にとって致命的なニュースが出たら、あえてその会社に手を出すということが挙げられますが、こんなことは普通の投資家はやるべきではないと思っています。

では、このような「投資」は一部の金持ちだけの世界に限られた話でしょうか?
たしかに、株価が猛烈に高い会社にはいきなり手を出すことはできないでしょう。

例えば、2020年12月30日現在の任天堂(7974)の株価は1株あたり65,830円で、最低購入単価の100株を購入するためには、658万3千円が必要になります。
しかし、このような銘柄は例外なのであって、例えば、紳士服で有名なコナカ(7494)の株価は1株あたり292円で、最低購入単価の100株を購入するためには、29,200円あればよいのです(適当に探してきただけで、買い推奨の銘柄というわけではありません)。

さらに言うと、最近では、1株から取引できるネット証券も登場しており、個人投資家が参加しやすい環境が作られてきています(参考サイトはこちら)。

したがって、投資は一部の金持ちだけの世界の話では決してなく、一般庶民も参加できるのです。

まとめ

  • 投資とは、投資対象(会社など)の成長を期待してお金を出し、資産を増やそうとすること!

 

参考情報(これから投資を始めたい人向け)

実店舗を持っている大手の証券会社もありますが、こうした証券会社で取引をする場合は、手数料が高く、投資した自己資金に対する利益が小さくなってしまいます。

これに対し、インターネット上で口座を開くネット証券では、一般に手数料が安い傾向にあり、最近は圧倒的な人気を誇っています。
私は楽天証券を使用していて使い勝手の良さを感じているので、楽天証券がイチ押しです(手数料に関する関連記事があるので、以下参照ください)。


なお、通常の取引においては、楽天証券の口座に入金して取引するので、カード決済というのは出来ないことになっているのですが、投資信託を積立でやる場合は、楽天カードでのクレジット決済が可能になっています。
詳細はこちらをご覧ください。

これの何がすごいのかというと、クレジット決済なので、投資信託の購入金額の1%が楽天ポイントとして還元されることなんです。
投資信託を購入した時点で1%の利益が確定するというのは、楽天証券&楽天カードならではの凄みですよね。
今年は私もこれを利用したいと考えています。

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