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私が「新興国」に期待していない理由~ブラジル編~

ももぞう

【経歴】公立校から独学で某国立大学に現役合格。現在は中堅ビジネスマンとして奮闘中。 【メッセージ】これまでの人生経験(成功談・失敗談)をもとに、多くの人にとって役立つ情報をお届けします。気に入ってもらえたら、お気に入り登録やSNSでの拡散をしてもらえると嬉しいです。

「新興国」への投資は、本当によく考えたほうがいい

ももぞう
今回のお話は、あくまでも私の考えなので、どのように解釈するかはみなさんにお任せします。

ちなみに、本当はいろいろな「新興国」を挙げて1記事にするつもりでしたが、ボリュームがすごいので、今回はブラジルを取り上げます。

学校で習った記憶がある人もいると思いますが、ブラジルは「新興国」として代表的な『BRICs』の一角となっています。

BRICs』とは?

ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をつなげた造語。
最近では、これに南アフリカ共和国(South Africa)を加えて、『BRICS』と表記されることもあるのだとか。

私の初めての投資、それは「新興国」であるブラジルだった

私が本格的な投資を始めたのは、2020年9月。

しかし、ここでいう『本格的な投資』とは、株式投資を自ら積極的に行なうことを指しています。

つまり、投資経験自体はもっと長く、実は10年ほどあります。

では、どんな投資をした経験があるかというと、銀行から話を聞いて、「これならやる価値はあるな」と思った投資信託をスポット購入したという経験になります。

当時は、銀行から言われなかったら、何も投資について調べることすらしていませんでした。

今考えれば「初めてなのに、なんてリスクの高い投資をしてしまったんだ!」と思いたくなるのですが、ブラジルの投資信託だったんです。

私の昨年時点の資産運用の経験は以下の記事に特徴をまとめてあるので、資産運用の初心者は読んでみると参考になると思います。

「資産運用」のおすすめ ~知っておくべき、今と昔のおカネ事情~

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ブラジルの経済推移

『若さゆえの怖いもの知らず』と言うのがピッタリかもしれませんが、当時、私なりにはブラジルの投資信託を購入した確固たる理由がありました。

購入時点では、2014年にはサッカーのワールドカップ2016年にはリオデジャネイロでのオリンピックを控えており、「新興国」といえども、これをきっかけに一気に発展していくことを期待していたのです。

正直、私が今の知識で過去にタイムスリップしたとしても、期待しちゃうと思います(笑)

たしかに、これは期待を感じてもおかしくないね!
イヌー

しかし、ふたを開けてみればどうだったかというと、購入してすぐの時点では多くの人の期待感からか、大きく値を上げたものの、そこからはひたすら下げる傾向。

少額購入だったので今もなお持ち続けていますが、もはや今さら感もあるので、あえて何もしないで放置しています。

ちなみに、ブラジルの通貨であるブラジルレアルと日本円の為替レートの推移をお見せするとこんな感じです。

FXをやっている人は知っている人もいるかもしれませんが、ブラジルレアルの価値が猛烈に低下しているんです。

直近5年間で貨幣価値が半分以下って相当大きなインパクトですよ!

国の通貨の価値が下がるというのは、国内の景気が低迷していると言えます。

さらに、経済成長率の指標となるGDPについては、ここ5年間で3回もマイナス成長となっているのが実態です。

参考比較:米ドルと日本円の為替レートの推移

やや米ドルの価値は下がってはいますが、ブラジルレアルの落差に比べたら全然マシです。

経済状況については、米国の株価が常に右肩上がりなのは有名ですから、あえて触れなくても投資する価値が高いことはわかると思います。

参考比較:トルコリラと日本円の為替レートの推移

これはFXをやっていない人でも耳にしたことはあるかもしれませんが、トルコリラはもう絶望的と言ってもいいくらいに価値が低下しています。

ブラジルレアルよりも圧倒的にヤバイのがわかると思います。

トルコは、会社で例えるならば破産寸前の状態だと言っても過言ではないかもしれません。

ブラジルの現実

ブラジルは、人口2億人を超え、国土面積は日本の22.5倍であり、潜在的な市場としては非常に大きいです。

それなのに前述したように経済状況が上向かないのは、国の性質が物語っています。

ブラジルの最も大きな問題点、それは、あまりにも強烈な所得格差による貧困問題があります。

このニュース記事によれば、ブラジルでは総資産上位5位まで億万長者が、総人口の半分である約1億人分の資産を足し合わせた額と同等の資産を保有しているというのですから、どれだけ異常なのかがわかると思います。

『富裕層5人の資産=貧困層1億人の資産』なんて、正直、想像もできないです。

おそらくこの貧困が大きな背景なのでしょうが、麻薬の売買等に起因する殺人や強盗等の凶悪犯罪が数多く発生しています。

ちなみに、世界的に見てもブラジルの犯罪発生率は非常に高く、日本人も被害に遭っています。

多くの犯罪には拳銃等の銃器が使用され、抵抗すれば殺害される可能性も非常に高いという有り様です。

こういった凶悪犯罪は、大都市だけでなく、地方都市、日系団体等の所在地、日本人居住区でも発生しています。

詳しい情報を知りたい方は、外務省の海外安全ホームページ(リンクはこちら)を見てみてください。

果たしてこんな国が、あと何年かかったら先進国に追いつけるというのでしょうか?

貧しすぎる人は教育もろくに受けられないのですから、貧困層の底上げをしない限り、私はまず無理だと思います。

 

もう1つの問題点として、汚職事件がたびたび起こっていることもあります。

はっきり言って日本の政治家も大概だと思いますが、ブラジルもなかなかのものですよ。

日本にも甚大な影響を及ぼした例もあり、ペトロブラス社の汚職が記憶に新しいところです。

こういう事件は、ブラジルでのビジネスを考えていた企業にとって、明らかにマイナスイメージであり、進出もためらうのが普通ですよね。

「新興国」が「新興国」であるには必ず理由がある

私が20年近く前に学校で「新興国」として習ったのに、今でも「新興国」ということは、国特有の根深い問題が存在していて、いかにここから抜け出すのが難しいことなのかを証明しています。

だから、「潜在的に秘めている力がすごい」なんて謳い文句にはうかつに乗らないで、ちゃんと自分でよく考えて、自分が十分納得できたら投資するようにしてくださいね。

もちろん、これはオールカントリーの投資信託でも同じことが言えるので、オールカントリーの銘柄を選ぶときには、その内訳をよく見るようにしてください。

 

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